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ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリーへ

先日、家族がポルトガルに来ました。

この機会にと、初めてヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワインという名のポルトガルワイン)のワイナリーに行ったのですが、そこが素晴らしかったのです。


なぜヴィーニョ・ヴェルデのワイナリーにしたかというと、


・ポートワインのワイナリーには行ったことがある(私が)

・ヴェルデの方が好き(私が)


というガイド特権で選びました。笑


ポートワインのワイナリーは、ポルトの中心地である旧市街からドウロ川をはさんだ反対側にたくさんあり、ワイナリー見学も気軽にできます。

ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー見学に関する情報は少なくて探すのに苦労しましたが、このサイトに辿り着きました。(英語です)


www.winetourismportugal.com


見学のできるヴェルデのワイナリーは4つ。

その他の私の希望条件は、


・ぶどう畑が見られる

・ランチ付

・ランチの場所はできれば同じ敷地内がいい(自家用車ではないため移動が大変)


以上から、Quinta da Aveledaというワイナリーに決めました。



当日は、ポルト中心部からmytaxiというアプリを使って移動。

(私たちは5人だったので大きい車を指定できるmytaxiを使いましたが、4人以下であればUberでもいいですね)

Quinta da Aveledaまで30分、50ユーロ。

5人で割れば1人10ユーロだし、がんばって電車を使って行くよりも楽でよかったです。

(ちなみに、この運転手さんに「帰りも迎えにくるから僕に電話して!」と言われ、帰りもお願いしました。料金は同じ50ユーロ)


Quinta da Aveledaでの流れは、


①庭園見学

②アグアルデンテ(ワインから作るポルトガルのブランデー)の蔵を見学

③ぶどう畑の見えるテラスで試飲(Casal Garciaのスパークリングワイン)

④中でランチ

※ワイン造りの見学や説明はありません


①庭園見学

私たち1組に1人のガイドさんがついてくれて、説明してもらいながら庭園を散策しました。

庭園は広く、自然がいっぱい!この時期はきれいな椿の花があちこちに咲いていました。

またここでは牛乳やヤギの乳で自家製のチーズを作っており、庭園内にはヤギも飼われていました。

ちょうど2日前に産まれたばかりの赤ちゃんヤギがいて、とっても微笑ましかったです。


②アグアルデンテの蔵を見学

大きな蔵にはたくさんの樽が。そして蔵じゅうブランデーの香り。酔いそう。

樽の中で6年から30年も寝かせるそうです。


③ぶどう畑の見えるテラスで試飲

素敵なテラスがあり、目の前に広がるぶどう畑。

この時期は残念ながらぶどうは全くありませんでしたが、そのぶんワイナリー見学自体空いているのか、素敵なテラスを私たちだけでひとりじめ。

ここで飲んだスパークリングワインもほんっとうに美味しかったです。


④中でランチ

正直あまり期待はしていなかったのですが…もう本当に大満足でした。

ヨーロッパらしい素敵な空間での食事。

内容は、前菜(オリーブ、自家製チーズ2種類、サラミ2種類、バカリャウのコロッケ、かき揚げ、パン2種類)、メイン(鴨ごはん:Arroz de Pato)、サラダ、赤白ワイン、デザート(チョコレートケーキ:Bolo de Chocolate)、エスプレッソ、アグアルデンテ。

メインとサラダ、ワインは、何度も「いかがですか?」と聞きにきてくれて、実質食べ放題。 

デザートのケーキも、大きくて食べきれないほど。

そしてその全てが美味しくて、本当に幸せな時間でした。みんな大満足。


Quinta da Aveledaのワインはどこのスーパーでも必ず見かけます。

ここのショップではワイン以外にも、ジャムやチーズ、ワインを使ったチョコレートなども売っていました。

ちなみにCasal Garciaは3ユーロ、テラスで飲んで美味しさに感動したCasal Garciaのスパークリングワインは5ユーロ。やすっ!笑

アグアルデンテは高級品で、高いもので85ユーロのものもありましたが、6年もの・12年もの・30年ものの試し飲みセットは19ユーロでした。



ポルトガルワインは安くて美味しい!

スーパーで2〜3ユーロで美味しいワインが売っています。

地方によって特色もあるので、気になるワインがあったら、ぜひその地域とワイナリーを訪れてみてください。

ヴィーニョ・ヴェルデならQuinta da Aveledaが超おすすめです!


写真はInstagramにも載せていますので、そちらもご覧ください‪‪☺︎‬